「おごる」ことの怖さ
スポーツの世界やビジネスで、勝利を収めると大きな自信がつくと思う。その中で自分の力に酔いしれて「おごる・高ぶる」人もいる。すると人によっては思い上がりすぎると油断が多くなり自分をダメにしてしまう場合もあると思うが…。
戦国の世、「勝って兜の緒を締めよ」ということわざもあるが、戦いに勝ったり、物事が思い通りに運んでも油断をするな、常に用心深くなくてはいけないと、官兵衛は配下の武将達に言った。ようするに「おごる」ことの怖さを知っておくことだとも言った。
いつの世も、「おごる平家は久しからず」ということわざもあるが、何事もうまくいっても、「おごる」ことなく常に謙虚で思い上がった振る舞いをしてはいけないと思うが、なかなかむずかしい。(令和元年五月五日)