「うぬぼれる」ことなく
スポーツや仕事で、勝ったり成功した人は自分自身が大きな自信となり、もしかすれば自分の力に酔いしれて「おごる」人もいるが…。
戦国の世、「勝って兜の緒を締めよ」ということわざがあるが、戦いに勝ったり物事を思い通りうまく運んでも、油断しないで常に気を引き締めて謙虚に頑張ることが大事だと、官兵衛は配下の武将達に言った。要するに「おごる」ことの怖さを知っておくことだとも言った。
いつの世も、「驕る平家は久しからず」ということわざがあるが、何事もたとえうまくいっても決して「おごる」ことなく、常に謙虚で「うぬぼれる」事なく頑張ることが大事だと思うが、なかなかむずかしい。(令和五年七月三十日)