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「うぬぼれる」ことなく

スポーツや仕事で、勝ったり成功した人は自分自身が大きな自信となり、もしかすれば自分の力に酔いしれて「おごる」人もいるが…。

 

戦国の世、「勝って兜の緒を締めよ」ということわざがあるが、戦いに勝ったり物事を思い通りうまく運んでも、油断しないで常に気を引き締めて謙虚に頑張ることが大事だと、官兵衛は配下の武将達に言った。要するに「おごる」ことの怖さを知っておくことだとも言った。

いつの世も、「驕る平家は久しからず」ということわざがあるが、何事もたとえうまくいっても決して「おごる」ことなく、常に謙虚で「うぬぼれる」事なく頑張ることが大事だと思うが、なかなかむずかしい。(令和五年七月三十日)

 

 

 

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にぎりめしとおかゆの理論

粘り強い団結力が自信と責任と誇りにつながる。

「にぎりめしとおかゆの理論」

「にぎりめし」は米粒の固まりで、その米粒は団結力の固まりのようである。反対に「おかゆ」は茶碗の中で流れてしまうから「団結力」がない。
戦国の世、戦で「おかゆ」は組織の中で自分の意思がなく、人の言いなりで積極性もない。「にぎりめし」は積極性があり組織に属し、握られた米粒ひとつひとつが団結力を持ち自身と責任と誇りを持って、お互い力を合わせて敵に突進する。ようするに組織の一員となって、「にぎりめし」のような固まらなければ敵に勝つことはできないと秀吉は言った。
いつの世も、部下が組織の中で好き勝手なことをしていると「おかゆ」のように流れてまとまらなくなりうまくいかない。「にぎりめし」のように握られているということは、組織の中でルールを守り、本当のチームワークにつながり、会社の繁栄につながるような気がするが、なかなかむずかしい。

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