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責任逃れでは…

歌の文句ではないけれど…。人生いろいろ、人もいろいろ、仕事もいろいろ。成功もあれば失敗もある。もし失敗したならば、その原因をしっかりと追及して反省することが大事であって、失敗の原因を「ほじくり」出して他人のせいにしたり、言い訳するようでは責任逃れだと言われても仕方がない。

 

戦国の世、戦場で上司は領民を守る覚悟が大事だ。また部下達のどんな小さな過ちも、自分の責任だと「覚悟」のできる人こそ、責任ある上司の器だと官兵衛は部下達に言った。

 

いつの世も、自分の仕事には責任がつきものだし、それに伴って困難もつきものだ。もし失敗したら決して言い訳したり逃げてはダメだ。常に前向きに謙虚な気持ちで反省する「覚悟」があれば、必ず良い方向に進むと思うが、なかなかむずかしい。(令和五年九月十日)

 

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にぎりめしとおかゆの理論

粘り強い団結力が自信と責任と誇りにつながる。

「にぎりめしとおかゆの理論」

「にぎりめし」は米粒の固まりで、その米粒は団結力の固まりのようである。反対に「おかゆ」は茶碗の中で流れてしまうから「団結力」がない。
戦国の世、戦で「おかゆ」は組織の中で自分の意思がなく、人の言いなりで積極性もない。「にぎりめし」は積極性があり組織に属し、握られた米粒ひとつひとつが団結力を持ち自身と責任と誇りを持って、お互い力を合わせて敵に突進する。ようするに組織の一員となって、「にぎりめし」のような固まらなければ敵に勝つことはできないと秀吉は言った。
いつの世も、部下が組織の中で好き勝手なことをしていると「おかゆ」のように流れてまとまらなくなりうまくいかない。「にぎりめし」のように握られているということは、組織の中でルールを守り、本当のチームワークにつながり、会社の繁栄につながるような気がするが、なかなかむずかしい。

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