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秀吉の最大の武器とは

自分にとって戦国時代で一番尊敬する武将は秀吉である。なぜか…。信長、秀吉、家康、三人の武将はそれぞれの個性があった。特に信長、家康は生まれながらの殿様、それに対して秀吉は農民の生まれ、身分制度の厳しい時代に信長の草履取りから始まり、信長のやり方を大いに学びながら人と人とのつながりを大事に、与えられた仕事には素早い対応で知恵を出し、機転を利かせて努力して信長亡き後、戦国乱世を征して、あっと驚く天下人までに出世した。

では出世した秀吉の「最大の武器」とは何か?それは人をうまく味方に引き付ける才能「人たらし」と異名を持つほど「人の心」をつかむことはピカ一であった。

いつの世も、人と人とのつながりを大事に、人の心の痛みをわかる人になるよう努力してこそ、必ず良い方向に進むと思うが、なかなかむずかしい。(令和二年十一月一日)

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にぎりめしとおかゆの理論

粘り強い団結力が自信と責任と誇りにつながる。

「にぎりめしとおかゆの理論」

「にぎりめし」は米粒の固まりで、その米粒は団結力の固まりのようである。反対に「おかゆ」は茶碗の中で流れてしまうから「団結力」がない。
戦国の世、戦で「おかゆ」は組織の中で自分の意思がなく、人の言いなりで積極性もない。「にぎりめし」は積極性があり組織に属し、握られた米粒ひとつひとつが団結力を持ち自身と責任と誇りを持って、お互い力を合わせて敵に突進する。ようするに組織の一員となって、「にぎりめし」のような固まらなければ敵に勝つことはできないと秀吉は言った。
いつの世も、部下が組織の中で好き勝手なことをしていると「おかゆ」のように流れてまとまらなくなりうまくいかない。「にぎりめし」のように握られているということは、組織の中でルールを守り、本当のチームワークにつながり、会社の繁栄につながるような気がするが、なかなかむずかしい。

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