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いにしえの知恵に学ぶ健康住宅

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次の勝利のために

戦いは勝つか負けるか…。どちらかである。負けた時の反省で思ってもいない事から大いに学ぶ事がある。しかし勝った時、どうしてうまく勝てたかを反省する人は割と少ない。勝った事に酔いしれてしまうと次の戦いには負ける場合もあるから、勝った時には負けた以上に反省する事が次への勝利に結びつくと思うが…。

戦国の世、関ヶ原の合戦は東軍徳川方の勝利で終わった。西軍の総大将三成は捕らわれの身となった。その時、東軍の武将達は三成をバカにして笑った。しかし藤堂高虎だけは三成に深々と頭を下げ「この度の合戦は貴殿の部下達は良い戦いをして強かった。さすがだ」と褒め称えた。そして「三成殿にお願いがあります。我が軍について何か気付かれた事があったら教えてもらえないか」と頭を下げ色々なことを三成から学んだ。その後、大阪冬の陣、夏の陣の戦いには藤堂の活躍は他の部隊より強かった。高虎の「敗者から学ぶ」心構えが立派だった。

いつの世も、いろんな人達と接する時は相手から何かを学ぼうとする心構えが自分を成長させる絶好のチャンスだと思うが、なかなかむずかしい。(令和二年八月二日)

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にぎりめしとおかゆの理論

粘り強い団結力が自信と責任と誇りにつながる。

「にぎりめしとおかゆの理論」

「にぎりめし」は米粒の固まりで、その米粒は団結力の固まりのようである。反対に「おかゆ」は茶碗の中で流れてしまうから「団結力」がない。
戦国の世、戦で「おかゆ」は組織の中で自分の意思がなく、人の言いなりで積極性もない。「にぎりめし」は積極性があり組織に属し、握られた米粒ひとつひとつが団結力を持ち自身と責任と誇りを持って、お互い力を合わせて敵に突進する。ようするに組織の一員となって、「にぎりめし」のような固まらなければ敵に勝つことはできないと秀吉は言った。
いつの世も、部下が組織の中で好き勝手なことをしていると「おかゆ」のように流れてまとまらなくなりうまくいかない。「にぎりめし」のように握られているということは、組織の中でルールを守り、本当のチームワークにつながり、会社の繁栄につながるような気がするが、なかなかむずかしい。

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