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成長の陰には反省あり

仕事がうまくいくと自信がつきヤル気が出る。しかし自信がつくことによって自分を高く評価しすぎて「うぬぼれ」や「自慢」をする人もいるようだ。逆に、うまくいったとしても自分はまだまだ至らないとさらに反省して学ぼうとする人は、いろいろな問題点に気付くし成長するチャンスだと思うが…。

戦国の世、「実るほど頭を垂れる稲穂かな」ということわざがあるように「うぬぼれず、威張らず」他人に対して常に謙虚に、他人から学ぼうとする心構えがさらに人を引き付け信頼されると官兵衛は部下達に言った。

いつの世も、自信があっても自分はまだまだ至らないと自覚し、常にうまくいっても反省、悪い時にはさらに反省する心がけが、自分を成長させる最大のチャンスだと思うが、なかなかむずかしい。(令和五年七月二日)

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にぎりめしとおかゆの理論

粘り強い団結力が自信と責任と誇りにつながる。

「にぎりめしとおかゆの理論」

「にぎりめし」は米粒の固まりで、その米粒は団結力の固まりのようである。反対に「おかゆ」は茶碗の中で流れてしまうから「団結力」がない。
戦国の世、戦で「おかゆ」は組織の中で自分の意思がなく、人の言いなりで積極性もない。「にぎりめし」は積極性があり組織に属し、握られた米粒ひとつひとつが団結力を持ち自身と責任と誇りを持って、お互い力を合わせて敵に突進する。ようするに組織の一員となって、「にぎりめし」のような固まらなければ敵に勝つことはできないと秀吉は言った。
いつの世も、部下が組織の中で好き勝手なことをしていると「おかゆ」のように流れてまとまらなくなりうまくいかない。「にぎりめし」のように握られているということは、組織の中でルールを守り、本当のチームワークにつながり、会社の繁栄につながるような気がするが、なかなかむずかしい。

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