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「ポスト信長」は誰かと思ったら

プライドを気にする人。よくいる。「誇りと自信と謙虚」なプライドの人。また「高慢」なプライドの人。どっちが良いか悪いかは別にして人の評価はそれぞれだが…。

 

戦国の世、信長の配下で「キンカン頭」と呼ばれた優秀な光秀。プライドも高く、情報力、行動力、家柄、才能はピカ一で一番早く出世し坂本城主となった。ライバルの秀吉は「プライド」を捨てて周りから「サル」と呼ばれても気にもせず、与えられた仕事は「マメ」で気がつく奴と信長も光秀も評価していた。信長から見れば農民出身の秀吉の方が使いやすかったかもしれない。やがて光秀は信長の側近から外され、反対に秀吉は側近として信頼され、長浜城主に抜擢された。この時二人の運命は大きく変わった。光秀は謀反を起こし本能寺で信長を倒した。この時「ポスト信長」は誰か。織田家の武将達は「プライドの高い光秀」につくか「プライドを捨てた秀吉」につくかで大きく揺れた。ついに山崎の合戦に突入。各武将達は秀吉に多く賛同して、合戦は秀吉の大勝利となった。

 

いつの世も、プライドは誰でも持っているが、「プライド」を人の前でさらけ出す人、捨てて三歩下がって頭を下げる人では人生も大きく変わると思うが、なかなかむずかしい。(令和三年六月二十日)

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にぎりめしとおかゆの理論

粘り強い団結力が自信と責任と誇りにつながる。

「にぎりめしとおかゆの理論」

「にぎりめし」は米粒の固まりで、その米粒は団結力の固まりのようである。反対に「おかゆ」は茶碗の中で流れてしまうから「団結力」がない。
戦国の世、戦で「おかゆ」は組織の中で自分の意思がなく、人の言いなりで積極性もない。「にぎりめし」は積極性があり組織に属し、握られた米粒ひとつひとつが団結力を持ち自身と責任と誇りを持って、お互い力を合わせて敵に突進する。ようするに組織の一員となって、「にぎりめし」のような固まらなければ敵に勝つことはできないと秀吉は言った。
いつの世も、部下が組織の中で好き勝手なことをしていると「おかゆ」のように流れてまとまらなくなりうまくいかない。「にぎりめし」のように握られているということは、組織の中でルールを守り、本当のチームワークにつながり、会社の繁栄につながるような気がするが、なかなかむずかしい。

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