戦国新報
 
 

平成28年 後期
【 H28.9.25】

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 高校野球で、入部当時はうまい生徒もいるし、ヘタな生徒もいる。だが、キチンと規則正しい生活と目標と目的を持って努力して練習すると、ヘタな生徒もうまい生徒よりも上達するという。ようするに持って生まれた才能ではなく自分で努力した才能こそ、何事にも発揮できると思うが…。

 戦国の世、目標は高く、希望は大きく、心を広く、同僚をいたわり、一つの目標と目的を持ってがんばることだ。目標は知識ではなく行動力であり、それが戦いの時に勝敗に大きく左右されると、官兵衛は部下達に言った。

   いつの世も、目標もなく、目的もなく、その日だけ考えて仕事をしていると、自分の成長もないし結果も出せない。やはり一つの目標と目的を持って一所懸命にがんばることで、必ず自分の成長につながるし、結果も現れてくると思うが、なかなかむずかしい。(平成二十八年九月二十五日)
【文:高田 金道】