戦国新報
 
 

平成28年 後期
【 H28.8.14】

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努力に勝るものはない

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 仕事のできる人は、人の見えないところで努力しているようだ。その努力の積み重ねが、人の見える時に大いに結果が現れる。

 戦国の世、戦いの時に、危機や困難に陥った時、常日頃の努力が必ず報われ、ピンチからチャンスに変わる。もし、報われなければ、まだまだ努力が足りないと言うことだと官兵衛は部下達に言った。

 また、ピンチになっても必ずしも死ぬわけではない。「怖い」と思うな。必ずチャンスは回ってくると、数々の修羅場を知恵と努力でくぐり抜けて戦ってきた官兵衛の言葉だった。

 いつの世も、何事も努力に勝るものはない。しっかりとした目標を持って努力をすることで必ず自分のためになり、結果を出すことでレベルアップにつながると思うが、なかなかむずかしい。(平成二十八年八月十四日)

 

【文:高田 金道】