戦国新報
 
 

平成28年 後期
【 H28.7.31】

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生活を守るためには…

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 なぜ働くのかと聞くと、自分の生活を守るためだと一般的に答える。よく考えてみると自分の給料は自分で稼ぐんだという気持ちで働くことによって、自然と職場も良くなると思うし、職場が良くなるということは自然に自分自身の生活も守れると思うが…。

 戦国の世、目的と目標をしっかり定めて、作戦を練って戦わないことには、敵に先にやられてしまうし、結果を出すことは難しい。結果を出せないということは、更に敵に攻められてしまい敗北につながることだと官兵衛は部下達に言った。そして組織はただ兵を多く集めて戦いをすれば勝利できるものではない。一人一人が「ヤル気」を持って戦うことによって、勝利をもたらすとも言った。

 いつの世も、目標とヤル気を持って働くことによって、職場も良くなるし、上司との信頼関係も深まる。そして期待もされると思うが、なかなかむずかしい。(平成二十八年七月三十一日)

【文:高田 金道】