戦国新報
 
 

平成27年 後期
【 H27.7.12】

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自分の役割をキッチリと

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 野球に対する考え方は素人だが観戦は楽しい。だが奥が深い、九人の選手一人一人が自分の役割をキッチリと果たすことで、チームが活き活 きと動くと思う。その九人の集団を指揮するのがリーダーだが、うまくチームを動かすことでチームの空気が変わり勝利に結びつくような 気がする。

 戦国の世、戦の時に信用できない部下は「ここ一番」の時にまったく頼りにならないと官兵衛は配下の武将達に言った。また、敵を打ち破るためには、勇気のある決断力、そして情報力、集中力が必要だし、負けるのは簡単だが、勝つのは至難の業だとも言った。

 いつの世も、いくら練習しても、また相手を研究して情報収集しても、自分自身の身体のコンデションが悪ければせっかくの実力が発揮できないと思う。常日頃の生活を管理することほど大事なことはないと思うが、なかなかむずかしい。(平成二十七年七月十二日)


【文:高田 金道】