戦国新報
 
 

平成26年 後期
【 H26.9.14】

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勢いはヤル気から

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 スポーツの世界では「勢いこそ最高の味方」。相手に「勢い」がついてくると、まず監督は相手の「勢い」を阻止するためにタイムをとる。なぜか。相手が「勢い」に乗れば味方が乱れる恐れがあるからこそ…。

 戦国の世、戦の時に自軍に「勢い」があると部下達は「ヤル気」と「自信」にあふれ、自分でも思っていなかったような力がわいてきて好結果を生み出すことができると、官兵衛は部下達に言った。また「勢い」は実力以上の力を発揮するとも言った。その上で「勢い」は「ヤル気」から生まれるし、「ヤル気」を引き出させるのは自分の役目だと、みんなにどうか俺についてきてくれと頭を下げた。

 いつの世も、「勢い」をつけるためには「ヤル気」が最も大事だ。上司から与えられた仕事には、責任と情熱を持って努力してがんばることが「ヤル気」を高める第一歩だと思うが、なかなかむずかしい。(平成二十六年九月十四日)



【文:高田 金道】