戦国新報
 
 

平成26年 前期
【 H26.6.29】

もどる

ヤル気のない人は「ボロ」が出る

すすむ

 外見は「ヤル気万々」に見えるが、実は「ヤル気」をなくしている人は余裕がなく、とんでもないところで「ボロ」が出る。

 戦国の世、病気でもないのに「ヤル気」が出ない人は余裕がなく戦の時にとんでもないところで失敗をしてしまうと官兵衛は部下達に言った。また「ヤル気」のある部下と、ない部下とでは、物の見方がまったく違ってくる。「ヤル気」のある部下は余裕があるから敵の動きがよく見える。「ヤル気」のない部下は余裕がないから目先の事で精一杯になってしまうとも言った。

 いつの世も「ヤル気」なしの部下がいることで、何かと足を引っ張られることがある。何事も積極的に取り組むか、消極的になるかは、本人の「ヤル気」から生まれるような気がする。だが、なかなかむずかしい。(平成二十六年六月二十九日)




【文:高田 金道】