戦国新報
 
 

平成26年 前期
【 H26.4.20】

もどる

こき使われた男

すすむ

 人が嫌がる仕事に進んで立ち向かっていく人は立派な人だと思う。自分の部下だったら大事に扱わないと…。

 戦国の世、他の武将達ができなかった仕事を、進んで引き受けた秀吉。秀吉は、優れた部下であっても一人では戦に勝つ事はできない。采配を振るって多くの部下をうまく動かしてこそ勝利を得る事ができる。部下は「将棋の駒」と同じだ。駒の働きを考えて将棋をやるのと同じで、部下の「器量」「能力」「性格」を見抜いて動かすことが大事だと言った。

 信長の配下の中で一番「こき使われた男」は秀吉だった。だからこそ秀吉は「人の使い方」も上手であったし、信長の信頼を得るためにも時には命を捨てる覚悟で尽くした。

 いつの世も、上司から「まかせたぞ」と信頼され期待された時、部下の方も自信を持って期待に応えることによって、上司と部下との信頼関係が深まると思うがなかなかむずかしい。(平成二十六年四月二十日)

【文:高田 金道】