戦国新報
 
 

平成25年 後期
【 H25.9.29】

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負けた教訓をバネに

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 実戦の中から身に付けた知恵が我が身を守るという人もいる。

 戦国の世、戦いの経験から身に付けた知恵を軽く見逃していれば、必ず戦いに敗れると家康は部下達に言った。また、勝利の経験や、敗れた時の経験を必ず反省する事だ。そしてその経験を忘れていては同じ失敗を何回も繰り返すし、その教訓をバネにする心がけが最も大事なことだとも言った。

 いつの世も、何事に対しても、大変だと思うと余計に大変になると思うし、大変なことをうまくこなしていくためにも、今までの経験から学んだ知恵と努力が必要だと思うがなかなかむずかしい。(平成二十五年九月二十九日)

【文:高田 金道】