戦国新報
 
 

平成24年 後期
【 H24.7.22】

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チャンスに出会うのも努力次第と思うが

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 ピンチはヤル気を引き出すチャンスだと言う人もいるが。ピンチをチャンスにするか、ピンチをさらに致命的なピンチにしてしまうかは、本人の意思の強さとヤル気と努力次第だと思う。だが難しい。

 戦国の世、なぜ秀吉はピンチに強かったのか…。貧農の子、日吉丸は大志を抱き信長に就職して、あらゆる困難に立ち向かい志を持って努力すれば必ずピンチがチャンスに変わるはずだと考えた。そして主君信長に気に入られたい、同僚よりも出世したい。親兄弟の生活を楽にさせたいという強い志を持って一所懸命に努力した結果が実を結んだようだ。

 いつの世も、人生ピンチの連続である。しかしヤル気を持ってがんばることで、チャンスにも出会えると思う。だが、せっかくチャンスが目の前にあっても、努力が足りないとピンチになってしまうような気がする。しかしなかなかむずかしい。(平成二十四年七月二十二日)


【文:高田 金道】