戦国新報
 
 

平成24年 前期
【 H24.4.22】

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貢献度を考える

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 上司が自分に何かをしてくれるだろうと期待する前に、自分が上司に対して何ができるのかをよく考えて仕事をすることが大事だと思うが…。

 戦国の世、秀吉は信長に就職した時、信長が自分に対して何かをしてくれることを期待するのではなく、気性の激しい信長だから、自分が何を、どういうことをすれば信頼してくれるのかをよく考えた。

 そして他の武将達ができなかった仕事を自ら進んで引き受け、信長の期待に応えた。その結果、信長に信頼され、農民出身でありながら一国一城の主にまで抜擢された。

 いつの世も、受け身の姿勢ではなく、自ら進んで会社に貢献するために一所懸命働くことによって、必ず周りの人達から感謝され、評価され、信頼されると思うのだが、なかなかむずかしい。


【文:高田 金道】