戦国新報
 
 

平成24年 前期
【 H24.4.1】

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勇気と判断力

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 人はさまざまな決断を迫られる時がある。

「もしあの時、別の判断をしていたら今の自分はどうなっていたのだろうか」と思う時もある…。

 戦国の世、信長の桶狭間の戦いの時の決断は歴史を変えた。田舎の「うつけ」と呼ばれた男が、絶体絶命の状況に立たされたが、勇気と判断力で大きな決断をし勝利した。この時の桶狭間の戦いは、信長の「勇気」が、今川義元よりも勝っていたと思う。

 いつの世も、決断はやり直しが効かない。その人に「勇気」があるかないかで物事は決まる。そして自分で考えたことを絶対成し遂げようとする心構えがあるかないかによって、その人の人生そのものが変わるような気がするが、なかなかむずかしい。


【文:高田 金道】