他人の欠点をよく指摘する人はいるが、自分の欠点に気づいている人は少ないような気がするが…。
昔から「他人のふり見て我がふり直せ」ということわざがあるが、なかなか実行できないのが現状だ。
戦国の世、自分のことは棚に上げておいて、人のあら探しをしたり、自分の思うままの行動をしていれば欠点は次第に大きくなり、やがては人に嫌われ、飽きられ、孤立してしまうと家康は部下達に言った。
その上で家康は、密かに自分自身の「目付け役」を信頼する部下に頼んで、自分の行動や考えに対して率直な意見交換をした。
いつの世も、他人の背中はよく見えても、自分の背中は見えないものだが、自分の背中を見てもらう為にも素直な気持ちで、他人の意見に聞く耳を持つことが大事なような気がするが、なかなかむずかしい。
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