戦国新報
 
 

平成22年 後期
【 H22.12.5】

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リーダーとは

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 リーダーがいないチームよりも、リーダーが一人いるチームの方が強いと思う。でもリーダーが一人のチームよりも、全員がリーダーとしての自覚を持っているチームの方がはるかに強いと思う。誰かが不調であっても皆がカバーをし助け合うことによって強いチームが生まれると言う人もいる。
 戦国の世、リーダーになったら、冷静に状況判断をして、やると決めたら最後までやり抜き、何があってもギブアップしないこと。逆にやる気がなかったり決めた方針がコロコロ変わることは必ず状況判断がにぶり敵に破れると秀吉は言った。一番いい例が、家康との小牧長久手の戦いである。家康に敗れた原因はリーダーである秀吉の甥、秀次のリーダーとしての自覚が足りなかったことにあった。
 いつの世も、自覚を持ってリーダーとして会社のために励むことで必ず良い結果が生まれるような気がするがなかなかむずかしい。

【文:高田 金道】