戦国新報
 
 

平成22年 前期
【 H22.5.2】

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一歩一歩着実に実を結ぶ
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 朝は希望を持って起きる。昼は努力してがんばって働く。夜は今日一日に感謝して眠る。
 戦国の世、秀吉が身分の低い頃の話。秀吉は「毎日精一杯元気よく努力してこそ予想以上の結果が得られる」と仲間達に言った。
 夜は仲間達と将来の夢について語り合う楽しいひとときだが、仲間達はみんな意気盛んに自分の志をぶつけ合った。だが、秀吉は「俺は信長様にお仕えして苦労に苦労を重ねて、今やっと給料をもらう事ができたことに感謝している。これからもっと加算してもらえるように努力してがんばりたい」と言った。
 仲間達は男ならもっと大きな夢と希望を持ったらどうだと笑ったが、秀吉はさらに「一歩一歩着実に積み重ねてがんばることが予想以上の結果が生まれてくる」と言った。

【文:高田 金道】