戦国新報
 
 

平成22年 前期
【 H22.2.14】

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ピンチも「うっちゃり」でチャンスになる
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 あっちこっち廻って歩いても世の中不況のせいかあまり良い話が聞こえない。自分の歩くところだけなのかなあ…とふと思う時もある。 
 だが、ピンチになっても努力することによって思いがけないチャンスが回ってくる時もある。
 戦国武将の中で、相撲が大好きだった信長。なぜ信長は相撲が好きだったのか。
 ピンチをチャンスに変える「ひらめき」を好んだ信長は、誰が見ても土俵際まで押し込められたピンチの時、ぎりぎりのところで「うっちゃり」で一瞬チャンスに変わる勝負を好んでいた。必ず勝ってやるという積極的に挑戦することを相撲を通して、戦になっても最後まで決してあきらめないという勝負をした。
 いつの世も、ピンチになってもあきらめないで最後は必ず「うっちゃり」というチャンスがあることを忘れず努力してがんばることが大事なような気がするが、なかなかむずかしい。

【文:高田 金道】