戦国新報
 
 

平成22年 後期
【 H22.10.24】

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生きるお金の使い方
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 同じお金でも他人からポンともらったお金はつい気軽に使ってしまうが、汗水流し苦労して稼いだお金はもったいなく、そう簡単には使えないような気がする。
 戦国の世、苦労して育った秀吉は、「信長様からもらったお金はもったいなくてそう簡単には使えない。使う時は、真剣に慎重に生きる使い方をすることによってお金の値打ちが大いに光るものだ。しょせんお金は天下の回り物。うまく生かして使うことによって自分のためになる」と部下達に言った。
 いつの世も、汗水流して稼いだお金は生きる使い方をしなければ、死に金になってしまう場合もある。どうせ使うなら工夫して生きる使い方をした方が自分のためになると思うし、お金を残すためには、質素倹約、辛抱しなければならないと思うが、なかなかむずかしい。

【文:高田 金道】