戦国新報
 
 
平成20年 後期
【 H20.8.24】
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部下との信頼関係
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信頼できる部下を育てることは難しい。部下自身も期待に応えるためにも、育てる人の気持ちをくんで一所懸命努力しなければお互いの信頼関係が生まれないと思うのだが…。
戦国の世、秀吉は領主である自分自身も努力しないと信頼のおける部下は育たない。また、仕事のできる部下は領主の背中を見て育つし、そういう部下はさらに育てやすいと、秀吉は言った。
農民から信長に就職し草履取りから、性格の荒い信長に仕込まれそして信長の背中を見て育った。与えられた仕事はチャンスと思い失敗を恐れず勇気を持って期待に応え信長との信頼関係を深めた。
いつの世も上司に期待されたら知恵を出して一所懸命に努力してがんばることによって自分も成長すると思うし、会社の躍進にもつながると思うのだが、部下を育てるということはなかなかむずかしい。

【文:高田 金道】