スポーツの世界で、上手くなるまで一所懸命に練習する人、あるいは上手くなるために「目標」をキッチリと定めて練習する人がいると思う。
同じ練習でも「目標」を定めてがんばる人には、必ずライバルという「目標」がいると思う。そのために厳しい練習にも耐えられると思うが、目標をもたないで練習する人は、ちょっと厳しい練習になるとすぐにやめてしまう人が多いような気がする。
戦国の世、夢と希望を膨らませ気性の激しい信長に就職した秀吉。始めは「草履取り」の仕事であったが、秀吉はキッチリと目標を定めて、寒い時には自分のふところに草履を入れて差し出した。何事にも付加価値をつけて信長の期待に応えたのである。その結果大名までに出世するが、常日頃目標を定めて努力した積み重ねの結果だと思う。
いつの世も、目標は他人から与えられるものではない。自分で自分の能力に合わせて「ヤル気」を持って「目標」を定めて付加価値をつけて努力する事で、おのずと良い結果が生まれてくるような気がするが、なかなかむずかしい。 |