企業の生き残りは、情報力にあると考えると、情報を集められる人は企業にとっては「宝」である。
戦国の世、情報を集める者は、忍者あるいは間者と呼ばれた。その間者達をうまく利用してひとつの組織を作り、各大名達に送り込み監視させていたのは徳川家康であった。家康は情報の命は正確さにあると考え、組織の頭領に服部半蔵という優秀な間者を自分の側近とした。半蔵は、天下分目の関ヶ原の合戦で、家康の天下取りに大いに貢献し、正確な情報を集め勝利に結びつけた。
いつの世も、役に立つ情報を集める人もいれば、反対にまったく役に立たない情報を集めてしまう人もいる。重要な情報を集められる人というのは、マメに働いているか、人とのつながりを大事にしているか、または周りから信頼されているか、営業力があるかによって、情報力にも価値が出てくると思うが、なかなかむずかしい。
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