お客様に一生懸命真心を込めて尽くすことのできる人間は 「マメな人」 である。足をマメに使う人、口をマメに使う人、世話をマメにできる人、手紙をマメに書く人、電話をマメにかける人。ようするに相手に対して自分は必要な人間だと認めてもらうための努力である。
戦国の世、「マメ」 で有名なのは秀吉である。情報を得るために足を使い、敵の武将を味方にするために足を使い、他の武将が嫌がる仕事や面倒くさい仕事を、元気よく笑顔で自分から進んでやり遂げたが、周りの武将達からは、マメな武将だと煙たがられた。
しかしマメだったからこそ、上司信長から信頼され出世街道を突っ走った。
いつの世も マメな人をおせっかいな人だと言う人もいるが、それくらいでないと人のためには世話できないと思う。お祭り、イベント等はマメな人こそ必要な気がするが、なかなかむずかしい。
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