先週、失敗を恐れるな、勇気こそ成功への早道だと書きましたが、できれば人生も、仕事も、失敗せずに成功できればいいと思うのだが、なかなかうまくいかないものだ。
戦国の世、秀吉は、「一度も失敗したことのない人間と、失敗したことのある人間とでは戦い方が違う」と言った。「失敗して反省することによって学ぶべきものが多くあるし、それは失敗しなければ得ることができないものだ」とも言った。
あの時の失敗があって、大いに反省して努力を重ねることによって「今日の成功」を得ることができると秀吉は部下達に言うのである。
また、秀吉は、「素直に反省することは大事だし、なぜ失敗したのかを考えて、そこから学ぼうとする考えを持っていれば、敵に勝つことは容易だ」とも言った。
いつの世も完ぺきな人はいないと思うが、失敗したら、その原因を明らかにすること、また、失敗しないためにはどうするのかを考えることに価値があると思うのだが、なかなかむずかしい。
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