最近、街のあちこちで「コンビニストア」ができ、消費者を取り巻く環境や行動パターンが変化してきているような気がする。
まさにコンビニの戦国時代である。一日に三回の商品の入れ替えや、どの時間帯にどういう商品が売れるかをいろいろ分析して、朝と夜と陳列されている商品が違うといいます。お客様のさまざまなニーズに対応しようとコンビニ業界も頭を使い、行動を起こしているようです。
戦国の世、秀吉は「戦場ではさまざまなことが起こる。自分の考えている通りには戦はできないものだ。戦う場所の条件、あるいは環境、相手の行動パターンによっては自分の考えているようにはうまく運ばない」自分が描いていたシナリオと違うと言って「頭を抱えて」いるようでは勝負には負けてしまう。「いかなる変化にも対応できる「頭」を普段から鍛えておかなければ駄目だ」と部下達に言った。また「指揮する人間がとまどいあわててしまえば、部下達を全員見殺しにしてしまう」とも言った。どんな変化にも対応できるよう普段から「心がける」ことが大事だということである。
不況の世の中、自分は何をなすべきかを常に考え「頭と行動」が連動してこそ、良い方向に進むような気がするが、なかなかむずかしいことだ。 |