戦国新報
 
 
平成5年 後期
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世の中は「めんどう」な物事で、
成り立っている
すすむ
 師走も、もう半ばをすぎて、いっそうあわただしくなり、「めんどう」な事もいろいろ多くなってきています。
 豊臣秀吉も信長の部下に対するいろいろな「めんどう」なことに挑戦して、それを見事に克服した武将です。他の部下たちができないと判断した事に対して、頭をフル回転させ、智恵を練って、信長の期待に応えました。「めんどう」なことにぶつかっても、常に諦めることをしなかったからでした。だからこそ天下を取れました。
 今の世の中も同じことが言えます。「めんどう」なことを投げ出さず、常に努力することによって、それが解決できたときの喜びは、何倍にもなって自分に返ってきます。
【文:高田 金道】