戦国新報
 
 

平成28年 前期
【 H28.4.3】

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強く自分を戒める

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 失敗は成功の元という言葉は誰でも知っている。しかし失敗を体験すれば、次は無条件で成功するとは限らない…。

 戦国の世、失敗を成功の元にするには、整える条件がある。なぜ失敗したか、どうして失敗したかということを、キチンと「分析」する。また、同じ失敗は二度と繰り返さないということを強く自分を戒めることが、失敗は成功の元となると官兵衛は部下達に言った。

  いつの世も、失敗した結果をただ悩むのか…。改善点を見いだそうと努力して悩むのか…。どちらの悩み方をするかによって、結果は大きく変わってくると思うし、素早く努力して改善点を考えることが大事だと思うが、なかなかむずかしい。(平成二十八年四月三日)
【文:高田 金道】