戦国新報
 
 

平成27年 前期
【 H27.4.12】

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「脇見」をしない目標

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 仕事の遅い人は、他人に見せようとしないダラダラとした仕事をしがち。そして思いつくままに仕事に向かっているから効率が上がらないという人もいる。

 戦国の世、官兵衛は、仕事の途中で他のことに気がつくと、今やっていることを放り出して別の仕事に手を付けたりする。すると気がつけば未完成の仕事が山積みになっているものだ。しっかりと「目標」を定めて仕事を達成するためには決して「脇見」をしてはならない。常に「集中力」を持って仕事をすることだ。すると「段取り」も良くなり、仕事も早くなり「能率」が上がると部下達に言った。

 いつの世も、明確な目標を持って一日の仕事にのぞむことだ。そして「目標」から「逆算」して目の前の仕事に取り組む事が大事だと思うが、なかなかむずかしい。(平成二十七年四月十二日)


【文:高田 金道】