戦国新報
 
 

平成26年 後期
【 H26.12.7】

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言い訳は「成長」するだろうか

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 仕事のできる人は、自分の失敗に気づいたら言い訳の言葉は出さないと思うし、素直に上司に報告して反省する。逆に自分の失敗を「勘違い」したと言い訳をして、失敗を隠し責任逃れしようとする人もいるが…。

 戦国の世、戦いの時、失敗したら素直に上司に報告して素早く反省し相談する。そして良い解決方法を上司と考え良い知恵を出して味方の被害を最小限に食い止めることが大事だ。そしてその失敗を教訓に次の戦いを考えることがやがては味方の勝利につながると官兵衛は部下達に言った。もし、失敗を反省する事なく隠して戦っていると取り返しのつかない大敗北につながってしまうとも言った。

 いつの世も、言い訳する心を捨てないと何度も同じ失敗を繰り返すと思う。必ず失敗を教訓に反省する「人」こそ、仕事のできる「人」だと思うが、なかなかむずかしい。(平成二十六年十二月七日)

【文:高田 金道】