戦国新報
 
 

平成26年 後期
【 H26.10.5】

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必死になれるか

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 生活がかかってる人は、仕事に取り組む姿勢に「必死」さが感じられるが…。小遣い稼ぎのアルバイトに「必死」さを求めるのはいかがなものか…。

 戦国の世、兵士が、逃げ場がなくなって危険な状況になった時、死力を尽くして死に物狂いで戦うかどうかによって、活路が開けると官兵衛は部下達に言った。このような戦いは「背水の陣」で、部下に「必死」の奮闘を求める戦いだとも言った。

 いつの世も、どんな厳しい状況にあっても「必死」にがんばるという「心構え」ひとつで、状況が変わるような気がするし、ピンチになった時こそ飛躍のチャンスなんだと「必死」にがんばることが大事だと思うが、なかなかむずかしい。(平成二十六年十月五日)



【文:高田 金道】