戦国新報
 
 

平成24年 後期
【 H24.11.11

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背中を見られてる

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 子供はよく親のマネをする。職場では部下が上司のマネをする。その上司が遅刻してくれば部下も多少の遅刻はしてもかまわないだろうと考える…。

 戦国の世、部下を育てる事に定評のあった信玄曰く。口では立派な事をいくらでも言えるが、いくら口でヤル気を出せと言ってハッパをかけたところで、上司が毎日精いっぱい働く姿を見せない限り、部下はついてこない。上司自らが部下や領民に模範を示す事を常に心がけることが大事だと言った。

 いつの世も、リーダーが先頭に立って生き生きとした行動をして結果を出す事で、部下達も自分の給料は自分で稼ぐんだと、ヤル気を出してがんばると思うがなかなかむずかしい。


【文:高田 金道】