戦国新報
 
 

平成24年 後期
【 H24.10.28

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どれほど貢献しているか…

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 職場の組織を盛り上げるためには「人」をいかに活用するかが、会社の大きな狙い目になると思うが…。

 戦国の世、組織作りで有名な武将、武田信玄は、組織というものはただ人を集めるだけではなく、一人一人の「ヤル気」を集めなければならない。そうしなければ組織は活きてこないし、死んだ組織となり戦の時にまとまりがなく敵に破れてしまうと部下達に言った。

 人は城、人は石垣、人は堀と、人材育成に対しては暖かい目で部下の一人一人に、城、石垣、堀になれと各武将達を統括した。

 いつの世も、自分は「なぜ働くか」、自分のやっている仕事の目的をしっかりとつかんでいるか、また自分のやっている仕事がどれだけ会社に貢献しているか、どれだけ役に立っているかをよく理解することで、組織がうまく成り立っていくと思うが、なかなかむずかしい。(平成二十四年十月二十八日)


【文:高田 金道】