戦国新報
 
 

平成23年 後期
【 H23.11.6】

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困難な人生は「節」のようだ

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 困難な人生は「節」のようだと言う人もいる。困難をひとつ乗り越える度に「節」が増え、人はだんだん古い木のよう年を取ってゆく。樹齢を重ねた木はゴツゴツとしたこぶしだけで丈夫になりちょっとやそっとのことではビクともしないという…。
  戦国の世、秀吉は「人も古い木のようになると志や決意が自然とにじみだして回りに伝わるようになる」と言った。また秀吉は、人がやりたがらない仕事を引き受け、あえて自分の上に困難を積み重ね、ひとつひとつ乗り越えたからこそ信長に大いに信頼された。
  いつの世も、楽な仕事、自分の得になるような仕事しか引き受けない生き方をしていると、決して「節」はできないと思う。困難に立ち向かってそれを乗り切り、体験をすることによって「節」が増える。その繰り返しが自分を大きく成長させると思うが、なかなかむずかしい。



【文:高田 金道】