戦国新報
 
 

平成23年 後期
【 H23.11.13】

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基本は熱意

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 何事も基本になるものは「熱意」であるという人もいる。頭の中が仕事のことでいっぱいになると意外と良い知恵が浮かんでくるものだ。もし浮かばないとしたらやはり「熱意」が足りないのかもしれない…。
  戦国の世、秀吉に天下を取らせるきっかけを作った名軍師、竹中半兵衛。元々織田家に敵対する美濃の斎藤家の名軍師として名高かった。それを承知の上で徹底的に誠心誠意、断られてても足を運んで頼み込み、ついには自分の味方についてもらった。それは秀吉の「熱意」が伝わったからこそ秀吉を信頼して味方についた半兵衛だったと思う。
  いつの世も、「熱意」があれば人に頭を下げることも苦にならないし、人を説得することもできる。相手に対しても良い印象を与えると思うが、なかなかむずかしい。



【文:高田 金道】