戦国新報
 
 

平成22年 後期
【 H22.8.1】

もどる
先手必勝
すすむ

 「攻撃は最大の防御なり」ということわざがあるように、勢いをつけて突き進む事が大事なような気がする…。
 戦国の世、何事も「先手必勝だ」遅れれば相手に押されてしまう。
 信長が本能寺で部下の明智光秀によって倒された。この時、他の武将達がグズグズしている間に、秀吉は主君の仇とばかりに、すぐに光秀を山崎の合戦で破り、織田家の主導権を握り天下統一への足固めをした。
 もしもこの時、秀吉よりも先に他の武将達が光秀を討っていたなら、おそらく秀吉の天下はなかったと思う。
 秀吉曰く「遅れた戦いに勝利はない。何事も先手必勝を心がけることが大事だ」と言った。

 いつの世も、今日やる仕事を明日に延ばしてはダメだと思う。延ばすことによって怠け心が積み重なり、仕事も遅れて勝ち目が失われるような気がするが、なかなかむずかしい。
【文:高田 金道】