戦国新報
 
 

平成22年 後期
【 H22.7.11】

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真面目な一発勝負
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 他人から「絶対に無理だ」と言われる困難な仕事に、闘志をむき出しにして「当たって砕けろ」と取り組む人は、ある程度の失敗のリスクがあっても成功した時の収穫が大きいと思う。
 戦国の世、若き日の秀吉。他の武将から「絶対に無理だ」と言われた墨俣一夜城、中国大返しなどの数多くの合戦を、失敗を恐れずにスピード感を持って、驚異的な爆発力で成し遂げた。まさにここ一番の「火事場の馬鹿力」こそ、秀吉の真面目な一発勝負だった。

 いつの世も、おんぶに抱っこでマイペースではダメだ。プライドを捨て、常に自信を持って失敗を恐れずに勇気を持って、真面目にがんばることが、自分の成長につながるような気がするが、なかなかむずかしい。
【文:高田 金道】