戦国新報
 
 
平成20年 前期
【 H20.2.24】
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気合を入れる
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 いつも元気のある人は、自分の仕事に「気合い」を入れて励んでいる。「気合い」は人によって様々な考え方があるが、自分の気持ちを高めて油断のない気迫を蓄えてこそ出てくるような気がするが・・・。
 戦国の世、今川義元は数万の大軍を率いて、負けるはずのなかった数千の信長に桶狭間で負けてしまった。その原因は、信長が「気合い」を入れ、覚悟を決めてぶち当たった結果であった。ようするに義元の「気合い負け」である。
 後に信長が本能寺で明智光秀に打たれたのも「気合い負け」であり、信長の「気合い」を忘れた油断から生まれた結果であった。
 いつの世も、自分に与えられた仕事には「気合い」を入れて元気よく頑張る事によって、良い「運」が開けてくるような気がする。いつも暗い感じで仕事をしているとイメージも悪く「運」にも見放されるような気がするが、なかなかむずかしい。

【文:高田 金道】