戦国新報
 
 
平成20年 後期
【 H20.10.12】
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反省なくして自分の将来はない
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自分が担当している仕事がうまくいかない場合、人によっていろいろな考え方があると思うが、その時素直に経験豊富な人に学ぼうとして失敗しないように努力する人。失敗した場合に言い訳する人もいるが、二度と失敗しないようにその失敗から学ぼうとする人は、仕事に対する熱意が現れる。
戦国の世、失敗に言い訳する人は、同じ失敗を何度もくりかえすと秀吉は言う。部下の失敗を大目にみて許す事も必要だが、本人が失敗したことを反省しない限り、必ず大きなしっぺ返しが本人に降りかかってくるとも秀吉は言った。また秀吉は、自分の感情を殺してまで部下の失敗を反省するように指導した。
いつの世も、失敗した時は素直に反省して、なぜ失敗したのかと原因を追及し、勇気と熱意を持って自分の給料は自分で働くんだという意気込みで、一所懸命に努力してこそ会社の繁栄にもつながるし、自分の成長にもつながると思うのだが、なかなかむずかしい。

【文:高田 金道】