戦国新報
 
 
平成20年 前期
【 H20.1.20】
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一日悔いのないように
すすむ

 朝は希望を持って起きる。昼はその希望を実現するために努力する。夜は昼の努力に感謝して眠る。
 戦国の世、謙信は朝一番に毘沙門天に向かって希望を持って、今日も一日領民のため部下のため精一杯努力させていただきたい。またいろいろな情報も入ってくるようにと祈りを込めた。ただ一日、希望もなく努力もしないでダラダラと過ごすと、ヤル気を失い、敵に隙を見せることになり敵から攻め込まれてしまうと部下達に言った。健康も病気も自分自ら作るもので、健康であるためには常に緊張感を持って充実した生活を送ることが大事だとも部下達に吠えた。
 いつの世も、人はそれぞれ異なった生き方があると思うが、希望と努力と感謝の気持ちはいつの時代でも仕事をしていく過程で最も大事なような気がする。だが、現実はは簡単なようでなかなかむずかしい。

【文:高田 金道】