戦国新報
 
 
平成19年 後期
【 H19.9.16】
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色にこだわった信玄
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  生活の中で「色」にこだわることが多い。スポーツの世界では、色によって相手に強さをアピールしたり、見る人には感動を与えたりする。
 信号機を取り上げると、青は冷静な色、気持ちの静かな色、安らぎの色。黄色は集中力を高める色。赤は燃える色、気持ちが高ぶる色、ヤル気を持たせる色、そして相手に積極的な印象を与える色である。
戦国の世、「色」に一番こだわった武将は武田信玄であった。風林火山の旗から始まり、軍勢の鎧、兜は「赤」に統一して「武田の赤備えの騎馬軍団」として恐れられた。ようするに信玄は「色」によって敵に心理的な恐怖心を与えたのである。
 いつの世も、「色」を仕事に対して効果的に生かすことが大事だ。たまには赤いネクタイをして「ヤル気」を高めることも必要だが、好みの問題もあるから、なかなかむずかしい。

【文:高田 金道】