戦国新報
 
 
平成19年 後期
【 H19.8.12】
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段取りと集中力
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 仕事のたまる人、集まる人。いろいろいるが、段取りが悪く能率が上がらない仕事をする人は、仕事が「たまる」。逆に段取りが良く能率が上がる人には、上司も期待し次々と仕事を頼むから仕事が集まる。集中できる人は明るく前向きだ。逆に段取りが悪い人は、日常の生活も仕事に持ってくるから集中できず能率が上がらない・・・。
 戦国の世、戦いの段取りが良くて有名な勘助は、上司信玄に任された戦いは、条件が悪くても愚痴ひとつこぼさず集中力を持って目標を定めて勢いをつけて猛進した。勘助は信玄の期待に応えたからこそ、益々信頼が深まり仕事が多く集まった

 いつの世も、段取りが良い人には仕事が集まるが、少なからず悩みもあると思う。そうした自分の悩みや苦労を他人には見せず、いつも明るく活き活きと元気よく、そして前向きに集中力を持って乗り越えてこそ、喜びも倍になり自信もつく。自信がつくことによって仕事も集まってくると思うのだがなかなかむずかしい。

【文:高田 金道】