戦国新報
 
 
平成19年 後期
【 H19.12.2】
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「ご縁」を生かすことを心がけよう
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  人と人との出会いは「ご縁」だと思う。ようするにつながりである。出会った人とのご縁でよい方向につながる人もいれば、反対にとんでもない方向に運命が下降していく人もいると思う。
 戦国の世、軍師山本勘助は、目標、目的のない人は「ご縁」であった人に対しても目の前にチャンスがあるのに気付かない。また目標や目的があっても「ヤル気」がなければ、チャンスを物にできない。目標や目的があってさらに「ヤル気」がある人は、他人にとってなんでもない「ご縁」をチャンスにしてしまう。ようするに一生懸命だと勘助は言う。
 いつの世も、人との出会いは不思議なもので、「ご縁」を大切にして少しでも活かすことが大事なことだ。またヤル気を持って一生懸命頑張ることによって良い方向に進むような気がするが、簡単なようでなかなかむずかしい。

【文:高田 金道】