戦国新報
 
 
平成18年 前期
【 H18.5.28】
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本人のヤル気
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 東京方面は景気が良くなってきたとテレビ、新聞などでよく言われているが、地方はまだまだ大変だ。こんな世の中で最も大事なことは「人材」である。「人」をいかに活用するかでこの不況を乗り切れるかどうか決まるような気がする…。社員に元気を出させるにしても、結局最後は本人次第だと思うのだが…。
 戦国の世、若い頃から苦労して育った秀吉。秀吉は苦労してきたからこそ人の心の痛みをよく知っていた。自分は信長様に仕えてどれくらい役に立っているかをよく考えていた。秀吉いわく「組織というものはただ人を多く集めればいいという訳ではない。人間のヤル気を多く集めてこそ組織は成り立つ」と言うのである。
 いつの世も同じで、目標をしっかり定めた個人のヤル気が多く集まることで、会社は必ず良い方向に進むと思うし、会社が良くなってこそ自分も良くなると思う。
 気をしっかりと引き締めてがんばることが大事なような気がするがなかなかむずかしい。

【文:高田 金道】