秀吉は信長に仕え、草履取りから始まり、いろんな人達と「出会い」そして、相手の長所を見つけ学ぶ努力をした。
人にはそれぞれ得意な分野と不得意な分野があります。行動力がバツグンな人。目立たないが細かいところに気配りできる人等。その人の得意な分野、その人の長所を認めようということである。
人は身勝手なもので自分には甘く、他人には厳しく評価をくだしてしまうような気がする。しかし秀吉は人をねたんだり、弱点ばかり取り上げ批判していては、必ず自分にも批判が跳ね返ってくるというのである。人との「つきあい」は相手のプラス面を積極的に探し、学ぼうと努力することが自分のためになるというのである。百姓上りの秀吉はこうした考えを徹底したおかげで、天下取りに成功したと思います。
今の世の中、不況になればなるほど、相手の短所ばかり目に付くようになりますが、相手の長所を活かすことができれば不況も乗り切れるような気がするのですが、なかなかむずかしい。
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