音(ね)を上げない
忙しくなると「疲れた」と音を上げてわめいて小言の一つや二つ言う人がいる。逆に忙しくなると今がチャンスとばかりに張り切ってヤル気を持ってがんばる人はすごいなあ…と思う。こんな人こそ常日頃無駄なく段取りよく仕事ができる人だと思うが…。
戦国の世、普段、段取りよく仕事をしている人は能率が上がると官兵衛は部下達に言った。また秀吉の側近として軍師として軍団をよくまとめ、戦いには「チームワーク」「スピード」「リズム」が必要だしテキパキと動く機動力が勝利に結びつくとも言った。
いつの世も「のらりくらり」の仕事では良い仕事はできない。キチンと段取りよく気持ちの良い仕事ができる人こそ能率が上がると思うが、なかなかむずかしい。(令和四年十月二日)