阿波の攻めダルマ
徳島県池田高校野球部を40年間指揮した蔦文也監督。甲子園での勝敗は、優勝三回、準優勝二回、ベスト4が三回の実績を残し「やまびこ打線」とか「阿波の攻めダルマ」とか呼ばれ各校から恐れられた。
また野球は、負けた時が出発だし、負けて学ぶことの方が多い。野球は「人生の敗者復活戦だ。何事も練習に勝るものはない」という言葉を残した。
戦国の世、何事も緊張すると敵の動きがよく見えないし、余裕もなくなり負けてしまうことの方が多いと官兵衛は部下達に言った。常に自信と勇気を持つことによって余裕が生まれ敵の動きもよく見えるとも言った。
いつの世も、自信を持って挑戦しよう。自信も勇気もない者には、誇りも粘りも生まれてこないと思うが、なかなかむずかしい。(令和五年十一月二十六日)